住宅被害、3649棟に倍増 初の週末、片付けに追われる被災者

2026/08/01 18:30 

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 最大震度7を観測した熊本地震で、熊本県は1日、住宅への被害が判明分だけで3649棟に上ったと発表した。前日よりも2倍以上に増え、更に被害が増大する可能性もある。一方、被災地は地震の発生から初の週末を迎え、駆けつけた家族らと損壊した自宅や仕事場の片付け作業に追われる被災者の姿が見られた。

 熊本県の集計によると、1日午後7時時点で人的被害は139人(症状未確定16人含む)で、地震との関連を調査中の2人を含めた死者は計36人。地震後に爆発事故が起き、12人が救助されたが、7人が死亡した「イオンモール熊本」(嘉島町)での捜索活動は終了した。3649棟の家屋被害のうち、全壊は181棟、一部破損は1639棟などとなっている。避難者は9045人。断水は6万9400戸で続いている。

 被災者らは変わり果てた自宅の片付けにも追われている。最大震度7を観測した熊本県氷川町の福山清光さん(79)は、熊本市内から駆けつけた息子(50)と共に額の汗をぬぐいながら、割れた食器などを自宅の外に運び出していた。

 2階建ての住宅は倒壊こそ免れたが、たんすや棚などの家具はほぼ全て倒れ、2階も足の踏み場がないほど物が散乱。1階と2階をつなぐのは外階段だけで、大きな家具は今後リフトを借りるなどして窓から運び出すしかない。息子は明日も片付けに来るといい、福山さんは「暑さがつらく、2階から物を下ろすのも大変。息子が来てくれて助かった」と感謝した。

 被災自治体では、片付け作業で出た災害ごみの仮置き場の設置や特別収集を順次、開始している。【日向米華、久野洋】

毎日新聞

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