被爆樹木の苗木から新芽 小学生が植樹、順調に成長 広島

2026/07/19 13:15 

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 広島市立翠町小学校(同市南区)の校庭に今冬植樹された被爆樹木の苗木が、真夏の太陽に照らされて順調に育っている。シダレヤナギ2本とナワシログミ6本が淡い緑の新芽を出し、子どもたちに見守られて命をつないでいる。

 シダレヤナギは広島市の被爆樹木リスト159本のうち最も爆心地に近い370メートルに、ナワシログミは同520メートルにある寺の境内に、それぞれ親木がある。昨秋に剪定(せんてい)された枝を広島大平和センター研究員の嘉陽礼文さん(48)が引き取り、植樹用の苗木に育てた。

 植樹への呼びかけに応じた翠町小で今年2月、当時5年生の児童約80人が平和学習の一環で植え付けた。広島大と小学校の協働による被爆樹木の植樹は初めてだった。

 それから約5カ月。嘉陽さんは16日に学校を訪れ、全ての苗木が根付いているのを確認した。高さはシダレヤナギ2本が90センチと65センチに、ナワシログミは10~20センチに。嘉陽さんは「着実に伸びていて、葉の状態もいいです」と話しながら、周りの雑草を取り除いていた。【宇城昇】

毎日新聞

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