大学生2人死傷のひき逃げから4年 大分県警が新たな映像を公開

2026/06/29 18:24 

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 大分県別府市で2022年6月、男子大学生2人が死傷したひき逃げ事件から4年となった29日、県警は、事件直前に現場近くの防犯カメラで撮影された映像2本を新たに公開した。殺人容疑などで重要指名手配されている八田與一(よいち)容疑者(29)=大分県日出(ひじ)町=が運転する車が、被害者と同じ方向に走行する様子が映されている。

 事件は22年6月29日午後7時45分ごろ、別府市の県道交差点で起きた。八田容疑者が運転する軽乗用車が、信号待ちをしていた2台のバイクに追突。バイクに乗っていた2人がはね飛ばされ、当時19歳の男子大学生が死亡し、友人の男性(24)も軽傷を負った。

 新たに公開された映像は、事件現場近くの商業施設の脇に設置された防犯カメラが捉えたもの。八田容疑者が運転する軽乗用車が、別府市野口原の県道交差点で信号待ちしていた男子大学生2人のバイク2台に追突する約2分前の午後7時43分と、その約1分後に撮影されていた。

 1本目は、友人の男性が商業施設横の道路をバイクで通過する様子が映されており、2本目ではその友人の後を追うように、八田容疑者の白い軽乗用車が同じ道を走行する様子を確認できる。

 県警は事件の翌7月、八田容疑者を道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで指名手配し、警察庁も23年9月、道交法違反の容疑者としては初めて重要指名手配に指定。県警はその後の捜査で、八田容疑者が殺意を持って故意に被害者に追突したと判断し、25年6月に殺人と殺人未遂の容疑でも逮捕状を取得した。

 県警は29日、JR別府駅前などでチラシを配り、八田容疑者に関する情報提供を呼びかけた。情報提供は県警別府署(0977・21・2131)。【岡田愛梨】

毎日新聞

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