東京都の出生数、10年ぶり増加 合計特殊出生率は全国で最低

2026/06/03 21:27 

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 国が人口動態統計を公表したことを受け、東京都は3日、2025年の都内出生数が8万5064人(前年比857人増)だったと発表した。増加は15年以来10年ぶり。女性1人が生涯に産む子の数を示す「合計特殊出生率」は0・96で、前年と同じだった。

 婚姻数は7万9481組(前年比3040組増)だった。都子供政策連携室によると、進学や就職で都に転入した20代の若者が定着し、結婚して30代で出産するケースが多くなっているという。都が進める不妊治療助成や保育料無償化などにより子育てがしやすくなったことや婚姻数の増加が出生数増に影響を与えたとした。

 一方、合計特殊出生率は全国で最低だった。

 小池百合子知事は報道陣の取材に「10年ぶりにプラスに転じたことは(政策の)成果として上がった(からだ)と思う。この(結婚・子育て支援の)積み重ねをこれからもシームレスに行い、都民のさまざまな共感につながるようにしていきたい」と述べた。【田中綾乃】

毎日新聞

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