違法スカウト「ナチュラル」幹部を逮捕 風俗店から集金疑い

2026/05/28 18:54 

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 女性をあっせんしたソープランドから紹介料に当たる「スカウトバック」を受け取ったとして、警視庁暴力団対策課は28日、国内最大の違法スカウトグループ「ナチュラル」のメンバー、安祥希(やすよしき)容疑者(27)=東京都台東区谷中5=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で逮捕したと発表した。

 警視庁によると、安容疑者はスカウトバックを集める「集金課」の幹部で、関東や九州にある風俗店を回り、金を回収していたとみられる。ナチュラルはスカウトバックを主な収益にし、2022年には44億円以上を得ていたとされるが、犯罪収益の授受に関与した疑いで逮捕者が出るのは初めて。

 逮捕容疑は23年1月中旬~24年5月下旬、千葉市のソープランドから現金3920万円を手渡しで受け取り、店側に偽の領収書を渡したとしている。領収書は広告費名目で、架空の住所や氏名が書かれていたという。

 店が支払ったのは、ナチュラルから紹介された女性従業員の給料の15%に当たるスカウトバックのほか、その従業員の勤務日数に応じた1日2000円の「在籍顧問料」。警視庁は、店とナチュラルを仲介した会社役員の鈴木秀明容疑者(53)=横浜市港北区日吉5=も、店から470万円を受け取った同法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕した。1人当たり1日500円の顧問料名目だったという。

 このほか、ナチュラルのトップ、「木山」こと小畑寛昭被告(41)も別の性風俗店に20代女性を紹介したとして職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で再逮捕された。警視庁はいずれの認否も明らかにしていない。

毎日新聞

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