「ただならぬ雰囲気が…」 大槌の山林火災、出火当時の状況は

2026/04/25 13:47 

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 今月22日に発生した岩手県大槌町の山林火災は、焼失面積が日々拡大するなか、懸命の消火活動が続いている。同町で新聞販売所などを経営する道又譲さん(39)は出火当時を振り返り、「火の回りがとても早く驚いた」と打ち明ける。

 火災発生の一報を受け、道又さんが同町に着いたのは22日夕。町中にはすでに煙が立ちこめ、「ただならぬ雰囲気が漂っていた」と振り返る。

 配達区域のチェックを終え、翌早朝に目を覚ますと、新聞販売所からも赤い火の手が見えたという。「22日には煙しか見えなかった場所も激しく燃えていた」。新聞配達に向かうと、「配達先の住宅の近くまで火が迫っていたのには驚いた」と話す。

 町内で購読契約している約2000世帯のうち、通行止めとなっている小鎚地区の6世帯を除いて、新聞配達を継続している。「刻一刻と状況は変わっている。従業員には『無理せず安全第一で』と話している。一日も早く穏やかな日常を取り戻したい」と願っていた。【佐藤岳幸】

毎日新聞

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