大阪・1歳児死亡 暴行罪に問われた交際相手に無罪判決 地裁

2026/03/13 20:44 

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 大阪府内のマンションで2024年、交際相手の息子(当時1歳)を突き飛ばしたとして暴行罪に問われた長谷川廉斗被告(27)に対し、大阪地裁は13日、無罪(求刑・罰金10万円)を言い渡した。大森直子裁判長は「捜査段階の自白の信用性には疑問が残る」と判断した。

 被告は男児を突き飛ばす暴行を加えて死亡させたとして傷害致死罪で起訴されたが、大阪地検が暴行罪に訴因変更していた。

 事件では任意の取り調べで「自白」調書が作成されていたが、被告は公判で「修正を依頼しても聞き入れてもらえなかった」と無罪を主張。判決は「取り調べの録音・録画はなく、供述が警察官の求める内容にゆがめられた可能性を否定することは困難」と判断した。

 大阪地検の上野正晴次席検事は「判決内容を精査し、適切に検討したい」とコメントした。【岩崎歩】

毎日新聞

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