藤井王将、力戦に誘導 永瀬九段は強気な対応 王将戦第3局始まる

2026/02/03 10:58 

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 藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑むALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力、ALSOK特別協賛)の第3局が3日午前9時、東京都立川市のオーベルジュときとで始まった。藤井王将は工夫を凝らした駒組みで力戦模様となった。

 永瀬九段が先勝し、第2局は藤井王将が制して迎えた第3局。立会の島朗九段が声を掛けて対局が始まり、永瀬九段が2六歩と突くと、藤井王将はお茶を一口含み、出しかけた手を一旦引っ込めた後、3四歩と角道を開けた。前期王将戦第5局で初めて指した一手。島九段は「角換わりかと思っていました。雁木(がんぎ)ですかね」と意外そう。

 藤井王将の7四歩(12手目)は前例のない手。永瀬九段が8分考えて3七銀と戦いの構えを見せると、藤井王将は雁木ではなく、右の金を5四金(18手目)まで押し上げて積極的な指し回しを見せた。

 島九段は「5四金は時々出てくる手で6五金を見せていますが、永瀬九段の7八玉(19手目)は強い手。面白い戦いになりました」と盤上に注目した。

 対局は午後6時に指し掛けとなり、4日に指し継がれる。大盤解説は高橋佑二郎四段、記録は吉田響太三段が務める。【丸山進、武内亮】

毎日新聞

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