天皇ご一家、新たな保護猫の写真を初公開 名前は「美海」 宮内庁

2025/12/01 00:00 

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 宮内庁は1日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの24歳の誕生日にあわせ、天皇ご一家が飼われている猫の写真を公開した。今年8月に新たに迎えた「美海(みみ)」と先住猫の「セブン」を写した3枚で、2匹とも保護猫。皇后雅子さまや愛子さまが撮影した。

 愛子さまは11月、ラオスのビエンチャン中高一貫校を訪ねた際、日本語を学ぶ子供たちに「海」の漢字を使った名前の猫を飼っていると明かしていた。「美海」の写真が公開されるのは今回が初めて。

 宮内庁によると、ご一家は2009年から保護犬「由莉」を飼育。10年からは、当時の住まいがあった赤坂御用地(東京都港区)で保護した親子猫「人間」と「みー」も飼い、16年には動物病院を介して保護猫「セブン」も迎えた。

 ご一家は犬も猫も家族の一員としてかわいがり、園遊会や地方訪問先で両陛下が写真を披露することもあった。

 「人間」は16年5月に、「みー」は24年8月に、由莉は今年6月に死んだ。「セブン」1匹になり、寂しくなってしまったのではないかという思いがあり、ご一家は今年8月、新たに生後4カ月半の三毛の子猫を動物病院を介して迎えたという。名前はご一家で相談して「美海」と名付けた。

 今は「セブン」と「美海」のほか、カメも飼っている。【山田奈緒】

毎日新聞

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