愛子さま24歳に 海外訪問、戦没者慰霊、活躍の場広げ

2025/12/01 00:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは1日、24歳の誕生日を迎えられた。

 11月には初の海外公務としてラオスを訪問するなど、この1年は初めての公務に数多く臨んだ。

 活躍の場を広げつつ、入社2年目となった日本赤十字社では災害ボランティアなどを支える仕事も大切にしている。忙しく充実した日々だという。

 ラオスを訪れる前には専門家から歴史や言葉、あいさつの仕方などを学んだ。宮内庁によると、天皇陛下が食文化に関する本を取り寄せるなど、両陛下も準備をサポートしたという。

 国内では、新年恒例の「歌会始の儀」、伝統的なカモ猟を紹介して各国大使をもてなす宮内庁新浜鴨場(千葉県市川市)での接遇、ブラジル大統領夫妻を招いた宮中晩さん会などの行事出席も初めてだった。

 戦後80年の今年、各地で戦没者を慰霊する両陛下に同行する機会もあった。初訪問となった沖縄や長崎、東京都慰霊堂では、被爆者や空襲犠牲者の遺族、語り部らの話を直接聞く新たな経験を重ねた。

 防災への関心が高く、9月に新潟市で開かれた防災推進国民大会に皇族として初めて出席。新潟県中越地震で甚大な被害が出た長岡市の旧山古志村地域にも足を運び、防災・減災に向けた活動について多くの気づきを得たという。

 5月には能登半島地震の被災地、石川県七尾市と志賀町で被災者と交流。避難生活の困難さや復興への思いに耳を傾けた。

 皇室の活動を支える人々への感謝の思いも強く、皇宮警察の年頭視閲式を見学した。宮内庁楽部が春と秋に開く雅楽演奏会を2022年秋以降は欠かさず鑑賞しており、今年も伝統の音色や舞に拍手を送った。

 小学生のころからご一家で飼っていた保護犬「由莉(ゆり)」が6月に16歳で死んだ際は、悲しみつつも長寿を支えてくれた人々に感謝していたという。

 8月、ご一家で新たに保護猫を迎えた。三毛の雌で「美海(みみ)」と名付けた。9歳になった先住の保護猫「セブン」やカメもおり、動物との触れ合いが心安らぐひとときになっている。【山田奈緒】

毎日新聞

社会

社会一覧>

注目の情報