農業用ため池にハクチョウ500羽、飛来本格化 餌付け自粛を 千葉

2025/11/13 08:45 

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 千葉県東庄町夏目の農業用ため池「八丁堰(せき)」(夏目の堰)に今年もシベリア方面からハクチョウの飛来が本格化している。

 東庄県民の森管理事務所によると、10月11日に飛来を確認し、現在は約500羽まで増えている。飛来のピークは来年1月中旬ごろ。関東でも有数の飛来地で、県の鳥獣保護区特別保護地区に指定されている。

 夜はため池内で羽を休め、明け方になると、稲の落ち穂や二番穂を求めて隣接する旭市の田んぼに移動する。2月中旬からは再び北へと戻っていく。東庄町では、鳥インフルエンザの拡大予防のため、餌付けの自粛などを呼びかけている。【近藤卓資】

毎日新聞

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