絵本「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコさん、「龍馬賞」受賞
土佐が生んだ幕末の英雄・坂本龍馬に続く人材の輩出を願って創設された「龍馬賞」の第40回受賞者に、絵本作家の柴田ケイコさん(52)が選ばれた。高知県庁(高知市)で31日、受賞者の発表記者会見が開かれ、柴田さんは「名誉ある龍馬賞をいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。高知で生まれ、自然豊かな環境と温かい県民性の中で育ったおかげ。これからもワクワクするような作品を作っていきたい」と喜びを語った。授賞式は龍馬の生誕・没日の11月15日、オリエントホテル高知(同)で行われる。
龍馬賞は1986年から始まり、高知県内の報道機関でつくる「高知報道十一社会」が、高知にちなんだ個人や団体を対象に社会や文化、スポーツなどの分野から選考している。これまでに安藤桃子さん(映画監督)、藤川球児さん(プロ野球・阪神タイガース監督)、パリ・オリンピックのレスリングで、ともに初出場で金メダルを獲得した桜井つぐみ選手、清岡幸大郎(こうたろう)選手らが受賞している。
柴田さんの代表作「パンどろぼう」シリーズの発行部数は今年10月現在で累計480万部を突破し、令和で最も売れている絵本作家となっているのが受賞理由だ。出身地の高知市を拠点とし、観光キャンペーンのためのキャラクターを制作するなど地元への貢献も高く評価された。さらに、「パンどろぼう」のアニメ化も決まり、県民に誇りと希望を与え、高知が生んだ英雄・坂本龍馬に続く人材の輩出を願った龍馬賞にふさわしいとされた。【行方一男】
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