坂口志文さん、大阪大の特別栄誉教授に ノーベル生理学・医学賞受賞

2025/10/23 15:23 

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 大阪大は22日、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった同大特任教授の坂口志文さん(74)に特別栄誉教授の称号を授与した。

 坂口さんは過剰な免疫細胞の働きを抑える「制御性T細胞」を発見し、その働きを解明。阪大は授与について「免疫学の基礎を根本から変革するような画期的な発見を次々と成し遂げ、世界の学術界に強いインパクトを与え続けている」とコメントした。

 阪大の特別栄誉教授を授与されたのは、2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さん(故人)▽脳の活動を画像化できる「機能的MRI(磁気共鳴画像化装置)」の基本的原理を発見した東北福祉大特別栄誉教授の小川誠二さん(91)――に続き3人目。【田中韻】

毎日新聞

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