生活困窮者の自立相談記録を紛失 USBメモリーに805人分 北九州

2025/10/01 18:41 

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 北九州市社会福祉協議会は1日、生活困窮者自立支援相談事業の相談記録805人分などが入ったUSBメモリー1個を紛失したと発表した。門司区役所内で紛失したとみられ今のところ個人情報の流出は確認されていないという。

 USBには2022年4月以降の門司区で事業を利用した支援対象者の氏名や年齢、住所、相談内容や対応結果、利用する制度などの一覧が入っていた。19人分の就労自立促進事業の申請書や62人分の食糧支援一覧表なども含まれている。

 市社協によるとUSBは主に相談員2人が使用していた。9月24日午前11時半ごろに使用した後、午後5時ごろ、保存場所にないことに気づいた。区役所内を探したが見つからなかった。紛失した場所に外部から第三者が入る可能性は低いという。【山下智恵】

毎日新聞

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