366万円着服の職員、福岡商工会議所が懲戒解雇 「遊興費に」

2025/09/02 18:30 

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 福岡商工会議所は2日、商議所が事務局を務める任意団体の口座から366万円を着服したとして、30歳代の男性職員を1日付で懲戒解雇したと発表した。

 福岡商議所によると、元職員は文化振興などに関する団体の事務局を担当しており、2023年10月~25年6月、4団体の口座から計366万円を着服したとしている。出金の際に請求書や出納帳簿などを偽装してきたが、今年6月の検査で発覚した。元職員は「遊興費に使った」と認め、全額を弁済した。

 福岡商議所は「職員の研修や内部監査を強化して再発を防止したい」とコメントしている。【久野洋】

毎日新聞

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