性的暴行の様子撮影疑い 2被告を追送検 オートロックすり抜け侵入

2025/09/02 16:57 

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 性的暴行を加える様子を動画で撮影したなどとして、大阪府警は2日、大阪市東成区の無職、山下高志(44)と、奈良県葛城市の専門学生で中国籍の李博倫(23)の両被告=不同意性交等致傷の罪などで起訴=を性的姿態等撮影などの疑いで追送検したと発表した。

 山下被告らは住人の後を付けてオートロック式の玄関ドアをすり抜ける「共連れ」と呼ばれる手口で集合住宅に侵入し、面識のない女性を狙っていた。

 追送検の容疑は6月中旬の深夜、府内の集合住宅で20代女性に刃物を突き付けるなどして性的暴行を加え、スマートフォンで動画を撮影したとしている。

 山下被告は「女性が撮影に同意していると聞いていた」と一部を否認、李被告は「女性を脅すために撮影した」と容疑を認めている。

 捜査1課によると、2人は事件前夜にも不特定の女性を物色するために同じ集合住宅に侵入していたという。【斉藤朋恵、大坪菜々美】

毎日新聞

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