大分・宇佐の親子強殺 死刑の1審支持、控訴棄却 福岡高裁
大分県宇佐市の住宅で2020年2月、親子2人を殺害し現金を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた大分市の無職、佐藤翔一被告(40)の控訴審判決で、福岡高裁は5日、死刑とした1審・大分地裁判決(24年7月)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。平塚浩司裁判長は「強固な殺意に基づき、執拗(しつよう)かつ残酷で、生命軽視の度合いが甚だしい。極刑はやむを得ない」と述べた。
弁護側は即日上告した。
控訴審で、弁護側は「被告は犯人でない」と1審に続いて無罪を主張し、検察側は控訴棄却を求めた。
平塚裁判長は、佐藤被告の車のトランクから被害者の血液成分が採取されたことなどを基に、佐藤被告が犯人と強く推認できるとした1審判決について「不合理と言えず、弁護人の主張を検討しても評価は変わらない」と判断した。
判決によると、佐藤被告は20年2月2日夜、宇佐市安心院町荘(あじむまちしょう)の農業、山名高子さん(当時79歳)方に押し入り、山名さんと長男で郵便配達員の博之さん(同51歳)を包丁やはさみなどで複数回刺して殺害し、現金約5万4000円を奪った。【森永亨】
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