15年前の元警部補銃撃、道仁会系組長ら2人に実刑判決 福岡地裁
福岡県大木町で2010年、県警の元警部補の男性が銃撃され重傷を負った事件で、殺人未遂罪に問われた指定暴力団道仁会(同県久留米市)系組長、堤修平被告(71)と同会系組幹部、末松大輔被告(45)の裁判員裁判で、福岡地裁は2日、堤被告に求刑通り懲役18年、末松被告に懲役17年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。今泉裕登裁判長は、堤被告が末松被告らに銃撃を指示した結果、標的と誤認された無関係の男性が銃撃されたと認定。「危険性が高く、悪質。地域に恐怖を与えた社会的影響は大きい」と非難した。
判決によると、両被告は実行役の一人だった道仁会系元組員、松本武志受刑者(41)=殺人未遂罪で懲役7年が確定=と共謀。10年2月20日午後5時ごろ、大木町の自宅に車で帰宅した当時69歳の男性を、対立抗争中だった指定暴力団九州誠道会(現浪川会)幹部と誤認し、末松被告が男性に向けて拳銃を発砲。7発のうち3発を男性の右脚に命中させ、12週間の重傷を負わせた。
公判で堤被告側は関与を否定し無罪を主張したが、判決は元組員の証言などから「堤被告が指示役で、実行役の一人だった末松被告が銃撃した」と認定。「標的を誤認した結果、何ら落ち度のない一般人が銃撃され、重傷を負う重大な結果が生じた。責任は重い」と判断した。
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