西日本のホタル出現は5月中旬から 冬の寒さ影響で例年より遅い傾向

2025/04/27 10:48 

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 気象情報会社「ウェザーニューズ」は、今年のホタルの出現は西日本では「例年並み~やや遅い」4月下旬~5月下旬、出現ピークは「例年並み」の5月中旬~6月上旬との予想を発表した。

 同社によると、ホタルは冬の終わりから春にかけて気温が高いほど飛び始める時期が早くなる。今年の1~3月は西日本を中心に寒さが厳しかった。このため、春の高温で出現が早かった昨年と比べて遅い傾向の所が多くなる見込み。

 ホタルは曇って月明かりがない、風が弱い、20度以上などの条件が重なる日に多く出現する。午後8~9時が見ごろという。同社は「ホタルは光や音に敏感で繊細。細心の注意を払い、そっと鑑賞してほしい」と呼び掛けている。【北出昭】

 ◇関西各地のホタルの出現予想

府県名 出現開始(昨年)   ピーク(昨年)

滋賀  5月14日(13日) 5月27日(24日)

京都  5月14日(16日) 5月25日(25日)

大阪  5月12日(11日) 5月24日(23日)

兵庫  5月12日(14日) 5月24日(22日)

奈良  5月20日(22日) 6月1日(2日)

和歌山 5月13日(10日) 5月23日(22日)

毎日新聞

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