GW初日、万博パビリオンに長蛇の列 一般来場客100万人突破

2025/04/26 17:11 

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 ゴールデンウイーク(GW)が始まった26日、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催されている大阪・関西万博は大勢の人でにぎわった。事前予約が不要のパビリオンや飲食店には長蛇の列ができていた。

 万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は26日、関係者を除いた一般来場客が25日までの13日間で100万人を突破したと明らかにした。連休初日の26日は好天に恵まれ、地下鉄を利用した入場者が集まる東ゲートは午前中から混雑した。

 大津市から両親と訪れた会社員、奥村郁音さん(26)は初めての来場。「晴れていて気持ちが良い。大屋根リングからの見晴らしが良かった」と言い、「(会期中何度でも来場できる)通期パスを買おうか考えている。早速、また来たいと思うようになった」と話した。

 兵庫県明石市から妻と訪れた小学校用務員の武田義和さん(61)は1970年の大阪万博にも行ったことがあるという。「関西で万博があるから、せっかくなので来てみた。予約せずに入れるところに向かい、夜まで楽しみたい」と笑顔だった。

 万博協会は2週間先までの混雑予測を公式ホームページで公表している。現時点でGW中は26日のみ「混雑」。27、28日と5月3~5日が「やや混雑」で、そのほかは「平常」と予測している。協会は入場者を時間ごとに制限しているが、GWは5月6日まで東ゲートの予約枠を拡大。来場者を増やしたい考えだ。【高良駿輔】

毎日新聞

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