小中学生の「悩み聞き役」にAIキャラ 掛川市教委が27年春からアプリ試行

2026/10/18 09:12 

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 掛川市教委は2027年4月から、ソフトバンクが開発した悩み相談支援アプリ「メンタリ」の導入を市立小中学校の一部で試行すると発表した。アプリ上のキャラクター「モフ」が人工知能(AI)を活用したチャットで児童生徒の悩みを傾聴し、ケアが必要な子どもを早期に検知する。同アプリの試行は県内初。
 かわいいキャラクターとおしゃべり感覚でやりとりでき、いじめや勉強、家庭などの相談をしやすいのが特長。モフは相談者に寄り添って傾聴する一方、アドバイスはせず、AIで困り事の兆候を把握して教員に知らせる仕組み。希望する教員は、同社と提携するカウンセラーら専門家から、対応方法のアドバイスを受けることもできる。
 市教委は21年に、タブレット端末で悩み相談を受け付けるシステム「こころの相談ノート」を導入。投稿は市教委が受け、学校と共有してきた。ただ投稿件数は22年度の463件から25年度の188件まで年々減少。市教委は同システムの形でも「相談をためらう子がいる」とみて、より相談しやすい「メンタリ」との併用を図ることにした。
 試行期間は1年間で、ソフトバンクは無償で協力する。市はメンタリの支援効果が確認されれば、有償での本格導入を検討する。
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