静岡県の児童虐待相談対応、2025年度は3118件 減少傾向ながら高水準 

2026/10/18 09:21 

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 静岡県はこのほど、2025年度の児童虐待相談対応件が3118件だったと公表した。前年度比で45件減少。21年度以降の対応件数は減少傾向だが、依然として高い水準にある。県は本年度、一時保護所に個別対応職員を配置するなど、児童相談所の体制強化を進めている。
 虐待の種別では、暴言や子どもの面前での夫婦げんかなどといった心理的虐待が全体の6割以上を占め、1950件で最も多かった。殴る、蹴るの身体的虐待が740件(23・7%)、ネグレクト(育児放棄)が394件(12・6%)、性的虐待が34件(1・1%)と続く。児相に寄せられた相談の経路別では警察が1494件(47・9%)で最多だった。近隣・知人が381件(12・2%)など。虐待被害者は就学前が1222件で全体の4割程度だった。加害は実父、実母が2547件で8割を占めた。
 県はこれまで、県内5カ所の児相に警察官各1人を配置し、賀茂・東部、富士、中央、西部の4カ所には非常勤弁護士を置いている。本年度は新たに県内計2カ所の一時保護所に個別対応の職員を各1人配置した。子どもの権利擁護推進のため、児童養護施設に専門研修を受けた支援員を派遣。施設への要望などの意見を聞き取る意見表明等支援事業の対象施設を3カ所増やし、計11カ所とした。
 県はこのほか、静岡市から数値の訂正があったとして、24年度の相談対応件数を3148件から3163件に訂正した。
静岡新聞

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