静岡県静岡市・駿府城公園の「宿泊棟」整備案 紅葉山庭園内が「最も実現性高い」 市、検討結果…

2026/10/16 11:45 

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 静岡市は6日の市議会観光市民環境委員会で、駿府城公園(葵区)への宿泊機能の導入について、紅葉山庭園茶室棟付近に新たに宿泊棟を整備する案が最も実現性が高いとする検討結果を報告した。
 同市では観光客の宿泊比率向上と旅行者1人当たりの消費額増加が課題になっている。駿府城公園で宿泊を伴う歴史・日本文化体験を強化することで、滞在型観光の推進や歴史文化資源の活用促進などが期待でき、宿泊機能は必要性、妥当性があると説明した。
 導入方法について紅葉山庭園茶室泊、同宿泊棟泊、東御門・巽櫓(たつみやぐら)泊、坤櫓(ひつじさるやぐら)泊、櫓2階泊の5案を比較検討した結果を公表した。櫓を利用する各宿泊案は展示・見学機能との両立や関連法令への適合、宿泊環境の確保に課題があり、茶室泊は貸館利用や茶会利用により宿泊可能日数が限られ、継続的な運営が難しいとの見解を示した。
 宿泊棟の整備費は概算で5千万円と見積もり、来年度に詳細設計と工事を実施する計画とした。
 市は本年度一般会計6月補正予算に経年劣化した紅葉山庭園茶室の改修のための設計事業費1400万円を盛り込んだ。利用促進に向けて法的に宿泊可能になるよう設備を整える計画だったが、同委員会で疑問の声が相次ぎ、宿泊機能の必要性の検討などを求める付帯決議が可決されていた。
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