富士山閉山期の救助、防災ヘリ有料化を表明 静岡県・鈴木康友知事「本年度中に条例化」 遭難防…

2026/10/08 11:15 

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 富士山閉山期の遭難防止対策を巡り、鈴木康友知事は2日の静岡県議会9月定例会で、県防災ヘリの救助費を有料化すると表明した。有料化を9月に明らかにした山梨県と歩調を合わせる。登山届の提出義務化や、未提出者の救助要請に過料を科すことと合わせ「来年度の閉山期に向け、本年度中の条例化を目指す」と述べた。植田徹氏(自民改革会議、富士市)の一般質問に答えた。
 防災へリの有料化は、本県の関係部局でつくるワーキンググループ(WG)が9月に取りまとめた閉山期の対策パッケージには明記しなかった。ただ、知事はその後の定例記者会見などで、検討を続ける意向を示していた。金額や減免措置を設ける場合の対象といった詳細や、関連条例案の提出時期は山梨側とも調整しながら今後詰める。消防保安課は「過料と二重徴収にならないような制度設計を考える」としている。
 同課によると、閉山期の救助件数は2023〜25年の3年間で計55件あった。このうち、ヘリによる救助件数は13件(県防災ヘリ2件、県警ヘリ11件)で、地上からの救助が42件(消防救助隊15件、県警山岳遭難救助隊27件)だった。
 対策パッケージは、登山届の義務化に加え、登山道への侵入防止柵の改良▽警告看板や回転灯の追加▽在日大使館を通じた外国人登山者への注意喚起▽多言語による広報ーなどを盛り込んでいる。知事は、制度面を除くハード・ソフト両面の対策については「今年の閉山期間中から速やかに実行していく」とした。
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