アジア大会で初採用「パデル」ってどんなスポーツ? 静岡県勢が代表入り、伊東市にコート誕生……

2026/10/07 11:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 愛知・名古屋アジア大会で、正式競技に初採用されたラケットスポーツ「パデル」が28日に始まる。国内の知名度は低いが、スペインなどを中心に世界の競技人口は3千万人以上とされる注目競技。静岡県では、今年1月に伊東市内に県内初の本格パデルコートが誕生。今大会で県勢が女子代表に入るなど、熱は高まりつつある。関係者は「初心者でもラリーが楽しめる一方で、壁を使った多彩なショットと駆け引きも面白い」と魅力を発信する。
 四方をガラスと金網の「壁」で囲まれたパデルコート。伊東市の宿泊施設「伊豆高原ロブィング」では18面あるテニスコートを求めて訪れる団体客が多いが、レクリエーション感覚で楽しんでもらおうと、パデルができる環境を整備した。支配人の葛城恵三さん(54)は「最近はパデルコートを目当てに泊まる人もいる」と説明する。飲食を楽しみながらプレーをする人もいるという。
 パデルはテニスとスカッシュの要素を持ち、ダブルスで戦う。基本ルールはテニスと同じだが、壁面に跳ね返ったボールも有効で、壁面を使って返球するなど多彩なラリーが魅力。ラケットはガットがなく板状で軽いため片手で持つこともでき、葛城さんは「女性や子供、お年寄りでも簡単にラリーができるようになる」と話す。
 関東圏ではパデルコートが広がっているといい、競技者も増えている。アジア大会代表の小沢琴巳選手(28)=浜松市出身=も関東で暮らした大学時代に出会った。「気軽に始めやすいし、その先の奥深さもある。頭をたくさん使って、それを体で表現することが楽しい」と魅力を語る。
 アジア大会は注目されるチャンスととらえ、小沢選手は「自分の挑戦を通して、パデルに興味を持ってもらいたい」と健闘を誓った。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報