パートナーシップ制度を拡充、「親族関係」公認へ 浜松市が27年春導入目指す

2026/09/15 09:26 

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 浜松市は本年度、性的少数者などのカップルを公認する「パートナーシップ(PS)宣誓制度」について、親族関係を公認する「ファミリーシップ(FS)宣誓制度」の導入を検討している。親族の関係性を公認し、制度利用者が子育てや介護など、家族生活に関する市の支援制度などを利用しやすくする。来年4月の導入を目指す。
 7日に利用者を含む市民と意見交換会を開き、市外転出時の手続き簡素化などを含めた拡充案を示した。同市のPS制度は性的少数者のほか、事実婚を選んだ異性同士のカップルなども利用している。拡充案はFSの対象を「3親等以内の親族など」と設定。多様な家族の形に対応するため、親や子どものほかきょうだいや孫なども含める方針。
 拡充案にはオンライン宣誓の導入と、全国で22府県277市町村が加入する自治体間連携ネットワークへの参加も盛り込んだ。
 会合に出席した同市の大畑智矢さんは、同性パートナーとの関係を2023年に宣誓した。片頭痛の発作で医療機関を受診した際に宣誓書受領カードを提示したところ、看護師がすぐに意味を理解してパートナー同席の下で診察を受けられた経験があるという。大畑さんは「体調が悪い時に自分たちの関係を口頭で説明するのはつらい。医師や看護師が親族同様に接してくれて安心した」と語った。
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