きょう投開票の熱海市長選 盛り上がる“観光”、その裏で…市民7割が漏らす“不満”

2026/09/06 09:37 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 8月30日に熱海市長選が告示され、現職の斉藤栄氏(63)と新人の大川尚孝氏(60)の一騎打ちに突入した。静岡県内随一の観光地として首都圏からを中心に多くの来遊客が訪れる一方で、有権者からは交通環境の改善など市民生活への還元を求める声が上がっている。
 同市はこれまで、官民連携での若年女性へのPRや積極的なロケ誘致を展開。昨年には宿泊税を導入し、当地単独の観光地域づくり法人(DMO)「熱海観光局」を発足させた。昨年度の宿泊客数は349万人超(宿泊税ベース)で、市は観光基本計画で掲げる2030年の宿泊客数の目標値(360万人)を上方修正することも検討している。
 選挙戦に臨む両候補は、ともに観光振興を掲げる。斉藤氏はJR来宮駅の再整備や新交通システム「自走式ロープウエー」の導入、大川氏は宿泊客増加を目指すと意気込む。
 観光が盛り上がる一方で、市民からはJR熱海駅周辺の交通渋滞に不満の声も上がる。市が25年に実施した市民アンケートによると、観光繁忙期における駐車場や渋滞対策についての市民満足度は6・6%。「やや不満」「不満」の回答は7割を超えた。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報