藤枝唯一の組みひも店「静岡製紐」が挑む自社ブランド 伝統技術を注いだ新作ストラップ開発
組みひもの製造、販売を手がける藤枝市の「静岡製紐」(鈴木直喜社長)が、昨夏に立ち上げた自社ブランド「藤の緒」の事業に力を入れている。今春にはブランドを確立してから初のストラップコード「UNITE CODE(ユナイトコード)」を開発した。創業約90年の歴史と伝統の技術が詰まった商品で、年間100本の売り上げを目標としている。今後、さらなるブランド力の向上と製品の高付加価値化を狙う。
新商品はスマートフォンやカメラなどに付け、肩・首かけ用として日常生活で使用できる。軽くて丈夫なポリプロピレン糸としなやかなナイロン糸の混合糸を使い、強度や速乾性、品質の安定性に優れる。アジャスター付きで長さの調整も可能で、肩と首への負担が少ないのが特長。藤枝のサッカー文化から着想を得て、街を象徴する藤色を基調にフィールドを想起させる緑色を織り込み、全14色をそろえた。9月にECサイト「BASE(ベイス)」で発売予定。1本3300円(税抜き)。
下請けの仕事が多かった同社は「地域と人とのつながり、縁を大事にする自社商品を作りたかった」として、自社ブランドを立ち上げた。同社によると、市内の製紐業は約20年前まで5社が存在したが、後継者不足などを理由に現在は静岡製紐のみ。県内でも製紐業とうたう企業は数社程度という。3代目の鈴木社長(61)は「周りが廃業していく中、顧客と機械を受け継ぎ経営してきた。製紐業と顧客、社員を守ることが自分の仕事」とうなずく。
現在は同市助宗の工場で靴ひも、衣料用コード、手提げ袋用のひも、ブラインドなど多岐にわたって製造する。「ひもはなくてはならない影の役者。興味を持ってもらうことが夢。地域に寄り添い、藤枝とひもの良さを発信したい」と思いを込める鈴木社長。地場産業としての組みひも技術の継承、時代の変化に対応した製品づくり、顧客ニーズに応える柔軟な開発力は、1937年に創業して以来変わらない理念だ。
長男で4代目の鈴木健太専務(35)は「創業100年を目指して地道に取り組みたい」と力強く語った。
新商品はスマートフォンやカメラなどに付け、肩・首かけ用として日常生活で使用できる。軽くて丈夫なポリプロピレン糸としなやかなナイロン糸の混合糸を使い、強度や速乾性、品質の安定性に優れる。アジャスター付きで長さの調整も可能で、肩と首への負担が少ないのが特長。藤枝のサッカー文化から着想を得て、街を象徴する藤色を基調にフィールドを想起させる緑色を織り込み、全14色をそろえた。9月にECサイト「BASE(ベイス)」で発売予定。1本3300円(税抜き)。
下請けの仕事が多かった同社は「地域と人とのつながり、縁を大事にする自社商品を作りたかった」として、自社ブランドを立ち上げた。同社によると、市内の製紐業は約20年前まで5社が存在したが、後継者不足などを理由に現在は静岡製紐のみ。県内でも製紐業とうたう企業は数社程度という。3代目の鈴木社長(61)は「周りが廃業していく中、顧客と機械を受け継ぎ経営してきた。製紐業と顧客、社員を守ることが自分の仕事」とうなずく。
現在は同市助宗の工場で靴ひも、衣料用コード、手提げ袋用のひも、ブラインドなど多岐にわたって製造する。「ひもはなくてはならない影の役者。興味を持ってもらうことが夢。地域に寄り添い、藤枝とひもの良さを発信したい」と思いを込める鈴木社長。地場産業としての組みひも技術の継承、時代の変化に対応した製品づくり、顧客ニーズに応える柔軟な開発力は、1937年に創業して以来変わらない理念だ。
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