富士山頂に今年から配置…「24時間体制の指導員」どんな役割? 吉田・須走ルートで活躍

2026/08/17 11:15 

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 静岡、山梨の両県は富士登山者の安全対策のため今年の開山期間から、吉田、須走両ルートの山頂に指導員を24時間体制で配置している。主な業務は体調不良者や道迷い者への対応、安全啓発やマナー向上への指導など。特に傷病者対応に関しては素早く救護所、医療従事者らと情報共有して円滑な調整につなげている。昨季まで対応に当たってきた山小屋や神社関係者の負担も軽減したという。
 指導員は委託契約を結んでいる一般社団法人マウントフジトレイルクラブ(山梨県)のメンバーが担う。3日早朝、山頂では指導員の山本知俊さん(51)が濃霧の中、巡回や登山者への案内を実施。「傷病者や困っている人に寄り添えるような対応を心がけている。ただ、無計画な登山には厳しい指導もしなければ」と責任を持ち、登山者の様子に目を光らせた。
 山頂付近は登山者が体調を崩しやすく、けがをする危険性も高まる。吉田、須走両ルートではこれまで、緊急事態発生時は山頂にある2軒の山小屋や久須志神社の関係者が通常業務の傍ら、対応を担ってきた。だが、傷病者の状況把握や関係各所との連携などの負担が大きく、昨年の閉山後、協議の上で指導員配置が決まった。
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