シニアの健康増進へ!現役プロ卓球選手がアドバイスする「教室」スタート しずおか焼津信金、静…

2026/07/05 11:30 

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 現役のプロ卓球選手が地域の健康増進へ一役買う。しずおか焼津信用金庫が、卓球Tリーグ男子静岡ジェードの石山慎選手(26)を起用し、シニア層向けの卓球教室を定期開催する取り組みを始めた。新たな地域貢献事業の一環で、老若男女が楽しめる卓球を通じ、初心者から経験者まで幅広い層を指導し、健康づくりや地域コミュニティーの活性化の一端を担う。
 Tリーグの選手は実業団にも所属するケースが多く、石山選手は今年4月、同金庫と初のアスリート契約の嘱託職員として入庫した。これまでは東京都の企業で介護職員として働いていたが、より競技に集中できる環境を求めた石山選手と、スポーツを通じた地域貢献を目指す同金庫の思いが一致。従来の金融業務ではなく、卓球教室での指導に専念する形態だ。同金庫の田形和幸理事長(71)は「親身になって指導し、高齢者の健康に寄与してもらえれば。プロとしてもさらなる高みを目指してほしい」と期待を込める。
 「台に近づいた方がボールをコントロールしやすいですよ」「膝と腰を使って打ちましょう」。5月下旬、静岡市葵区の同金庫総合グラウンド卓球場でプレ開催された教室。石山選手が、参加した市内在住の40〜60代の女性5人に声をかけた。初心者はラリーを楽しみ、経験者は真剣な表情で台上の技術を学んだ。卓球愛好家で会社員の立花正子さん(67)=同市駿河区=は「プロのアドバイスはなかなか聞けないので、貴重な機会。実演もあって勉強になった」と笑顔で振り返った。
 教室の最後には石山選手が持ち味の強烈なフォアハンドを披露し、盛り上げた。新潟県出身で、昨春、静岡ジェードへ入団。今春からは市内に移住し、地域に根付いて卓球熱を高める活動に励むつもりだ。石山選手は「教室の中で少しでも上達してもらい、卓球の楽しさを伝えていきたい」と意気込みを示す。
 教室は同金庫総合グラウンド卓球場で開き、市内の卓球施設へ出向いて指導も行う。いずれも無料。希望者は同金庫の公式ホームページで募集する。
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