別名「ユウレイタケ」 静岡市・井川の山中で植物なのに光合成をしない不思議な植物「ギンリョウ…

2026/07/01 10:02 

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 静岡市葵区井川地区の山中で、光合成をしない不思議な植物「ギンリョウソウ」がこのほど開花した。昼でも薄暗い森林内で、一風変わった純白の姿を見せている。
 ブナの自然林が残る同地区の井川峠(標高1635メートル)付近の山林では、厚く積もった枯れ葉の間から多数のギンリョウソウが顔をのぞかせた。退化したうろこ状の葉に包まれた姿を竜に見立てたことが名の由来とされるツツジ科の多年草。樹木と共生するキノコ類に寄生し、菌類から栄養を吸収して生育するという特殊な生態の植物(菌従属栄養植物)だ。
 光合成に必要な葉緑素をもたず、見た目から「ユウレイタケ」とも呼ばれる。梅雨の時期に多く現れ、高く伸びた茎の先に釣鐘状の花をうつむくように咲かせる。
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