「人の縁に救われ、今は本当に幸せ」おもてなし半世紀、女将一線退く 波乱越え開いた小宿「ヴィ…

2026/06/30 11:30 

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 かつて伊豆長岡温泉(伊豆の国市)の芸者として名をはせ、半世紀以上にわたり“おもてなし”に奮闘した民宿の女将(おかみ)相原ちさとさん(79)が先月、一線を退いた。波乱の人生を経て30年前から一人で切り盛りしてきた宿は、花に囲まれた「楽園」。今後も運営には関わり「一期一会を大切に、花のように人との縁を大切に育てていきたい」と話す。芸事を通じ訪日客に日本文化を伝える活動も始めたいと考えている。
 9歳までに両親を亡くした。引き取られた親戚の家計を支えるため、妹を残し故郷熊本県を離れた。1963年、15歳の時、先に長岡に移った姉の頼みで同じ芸者の道に入った。400人がお座敷を競う中「こばん」と名乗り、20代で人気芸者に上り詰めた。
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