長泉町の旧ヴァンジ美術館、民間主導での再出発が「頓挫」 管理・運営事業者が審査から辞退
静岡県がコンセッション方式での管理・運営を予定していた旧ヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)について、選定の1次審査を通過していた事業者が駐車場不足や施設老朽化を理由に2次審査への参加を辞退していたことが16日、関係者への取材で分かった。他の通過事業者はなく、民間主導での再出発は事実上、頓挫した形となった。県は引き続き民営化の可能性を探りつつ、直営も視野に検討を進める。
施設の管理・運営を担う事業者の公募には地元企業などでつくるグループが手を挙げていた。今年2月に1次審査を通過し、県と契約条件などについて協議してきたが、5月中旬締め切りの2次審査への参加を辞退した。にぎわい創出を目指す施設として駐車場の確保が必須だったが、周辺駐車場の所有者との交渉が難航。確保のめどが立たないことなどが辞退の理由に挙がったという。
同美術館は経営難により土地と建物が2024年に民間から県に譲渡された。県は民間の経営ノウハウを最大限活用できるコンセッション方式での民営化を前提に昨秋、利活用事業の実施方針を公表。県が負担するコストの上限額を17億5500万円、事業期間を26年12月から41年までの15年間とし、オープンは27年度を予定していた。
昨年5月下旬からは約半年間、民間提案の企画を一時的に試行する「トライアル・サウンディング」を実施。10程度の団体がマルシェや演奏会などのイベントを行い、利活用の課題などを整理してきた。
施設の管理・運営を担う事業者の公募には地元企業などでつくるグループが手を挙げていた。今年2月に1次審査を通過し、県と契約条件などについて協議してきたが、5月中旬締め切りの2次審査への参加を辞退した。にぎわい創出を目指す施設として駐車場の確保が必須だったが、周辺駐車場の所有者との交渉が難航。確保のめどが立たないことなどが辞退の理由に挙がったという。
同美術館は経営難により土地と建物が2024年に民間から県に譲渡された。県は民間の経営ノウハウを最大限活用できるコンセッション方式での民営化を前提に昨秋、利活用事業の実施方針を公表。県が負担するコストの上限額を17億5500万円、事業期間を26年12月から41年までの15年間とし、オープンは27年度を予定していた。
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