障害あっても挑戦に“爆走” 静岡市の中学生がイベント始動、夏祭りや流しそうめん計画 初回は…

2026/05/21 10:34 

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 先天性の脳性まひによる肢体不自由のため、車椅子で県立中央特別支援学校(静岡市葵区)に通う中学部1年の田形勇陽さん(12)=同市駿河区=が4月、健常者も障害者も一緒に参加できる交流イベント「爆走★自由人」を始動させた。初回は同世代の仲間が集い、多目的スペース「ひかり市民センター」(葵区)入り口のスロープを製作。田形さんは「歩けない僕はできないこともたくさんあるが、常識をぶち壊したい」と心を燃やしている。
 4月末、同センターに子どもの笑い声が響いた。約20人の若者が左官ゴテを使い、入り口の段差をコンクリートで埋めて傾斜を整えていく。完成したスロープを電動車椅子で上った田形さんは「なめらかで使いやすい」と笑顔を見せた。
 同イベントは12月まで毎月第4日曜に開催する。夏祭りや流しそうめんなど障害の有無に関わらず楽しめる計9回の内容を田形さんが考えた。「社会に飛び出し、やりたいことを見つけてほしい」。母の知里さん(42)は、障害のある息子が自らの可能性を広げる挑戦に目を細める。
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