浜岡原発 全炉停止15年 データ不正問題で8割の周辺市町「信頼失墜」 11首長アンケート

2026/05/20 11:45 

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 2011年の東日本大震災を受け、当時の政府要請で中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が全炉停止してから14日で15年を迎えた。静岡新聞社が原発から半径31キロ圏11市町の首長を対象に、今年1月に発覚した浜岡原発再稼働審査を巡る不正問題などに関するアンケートを実施したところ、8割に上る9市町が中電への信頼性が「損なわれた」と回答した。立地地域における中電や浜岡原発への信頼失墜が鮮明となった。
 アンケートは4月中旬から下旬に行い、全ての首長が回答した。中電への信頼性の変化に関する質問に対しては8市町(牧之原、菊川、藤枝、島田、袋井、磐田、吉田、森)が「大きく損なわれた」、1市(掛川)が「やや損なわれた」とした。
 回答ではデータ不正問題で、地元との信頼関係や安全性への信用度が失墜したと指摘。「原発の安全評価の根本に深刻な影響を与える由々しき事態」(杉本基久雄牧之原市長)、「組織への信用をも失墜しかねないものであり極めて遺憾」(長谷川寛彦菊川市長)などと批判が相次いだ。
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