浜松市議会、全国最少の「定数44人」に 議員削減の条例改正案を可決 2027年市議選から適…

2026/04/01 09:06 

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 浜松市議会2月定例会は23日、最終本会議を開き、2026年度当初予算案、議員発議の議員定数削減に関する条例改正案など計40議案と意見書7件を可決、同意して閉会した。条例改正案は、議員定数を現行の46人から2減の44人(中央区33人、浜名区9人、天竜区2人)にする内容。27年4月の次期市議選から適用される。
 閉会後に記者会見した高林修議長は、定数削減で個々の市議の責任が重くなるとして「議員の自覚を促すことができた」と受け止めた。中野祐介市長は定例記者会見で「身を切る改革をした議会の姿勢に敬意を表したい」と述べた。
 条例改正案の採決では、出席議員42人のうち、共産党市議団に所属する3人が反対した。採決に先立ち、同会派の小黒啓子氏が「多様な住民の意見、少数意見の排除につながりかねず、議会の機能低下にもつながる」と反対討論した。

 市議会は「1票の格差」是正と人口減少、行財政改革などの観点から、23年度に議員定数削減の議論を本格化させた。市議会の議会改革検討会議は25年12月、削減数0〜4とばらつきがあった各会派の削減案を集約し、天竜区と中央区で各1議席を減らす方針を決めた。天竜区の地域課題解決に向けては、天竜区特別委員会を設置して新たな仕組みの構築を進めている。
 市議会の定数は05年の12市町村合併に伴って計216人から65人になり、政令市移行後の07年に54人、11年には46人と段階的に削減されてきた。全国20政令市の中で最も少ない。行政区再編に伴い、次期市議選の選挙区は前回選の7区から3区に変更になる。
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