身寄りなし問題、すごろくで啓発 市民有志が磐田版開発へ 市販ゲーム体験し意見交換

2026/03/20 08:22 

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 高齢者を含む身寄りのない人の問題解決に取り組んでいる磐田市の市民有志が、人生終盤を追体験できる磐田版の啓発用すごろくを開発することになり、このほど、同市国府台のiプラザで2回に分けて会合を開いた。開発の参考にするため、市販されている同種のゲームを体験して意見交換した。
 これまで小地域ケア会議として身寄りなし問題に関して複数回議論してきた民生委員や医療・介護関係者らが「自分にできることはないか」とすごろく作成を発案。新年度に開くワーキンググループで市中部地域包括支援センターと市立総合病院、市社会福祉協議会の3者が中心になり、関係者の意見を聞きながらすごろくの内容を詰める。
 2回の会合に計30人が参加し、選んだカードに記載された教員や会社員など他の職業の人になりきり、サイコロを振って「遺言書の作成」「認知症でお金を浪費」などの出来事を仮想体験した。終了後には「延命治療方針を選択するコマを盛り込みたい」「高齢者には言葉が難しすぎるのでは」と意見を出し合った。
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