来年開店50周年の「静岡伊勢丹」、稼ぐ力を急回復! 地方百貨店苦境の中、取り組む戦略とは?

2026/03/17 11:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 静岡伊勢丹(静岡市葵区)が稼ぐ力を急回復している。常連客に対する提案型営業と経費抑制が奏功し、2024年度の経常利益は約1億7千万円と17年ぶりの高水準で、25年度も24年実績を上回るペースで推移し、最高益更新も視野に入れる。電子商取引(EC)の台頭や少子高齢化などで地方百貨店が苦境に立たされる中、中心市街地で存在感を発揮すべく取り組みを強化している。

 同店は2年前に新設した年間100万円以上の購入者がくつろげるサロンで、ストアアテンダントと呼ばれる外商スタッフが宝飾品や自動車、住宅、旅行など多彩な商材の提案を重ねる。高単価品目の販売手数料収入が店の業績回復に大きく寄与するようになり、スタッフの久保美砂子さん(51)は「“あなただけ”の特別感を与える提案がお客さまから支持をいただいている」と手応えを語る。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報