「藤枝だるま」要の木型ずらり 市郷土博物館で4月12日まで企画展 小泉八雲との逸話交え紹介

2026/03/15 07:56 

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 藤枝市郷土博物館企画展「小泉八雲が愛した藤枝だるま展」が4月12日まで、同博物館で開かれている。地元の伝統工芸「藤枝だるま」の長年の歴史や作品、博物館に寄贈されただるまの木型といった約千点の資料が並ぶ。
 文豪小泉八雲が避暑のため6度訪れた焼津の魚屋・山口乙吉の家に滞在した際の体験を描いた随筆「乙吉のだるま」内に登場する張子だるまは、藤枝町(当時)の「内田だるま店」の3代目内田作太郎が制作したものという。企画展では随筆内容や、誕生に関わった八雲、乙吉、作太郎の3人、だるまに願掛けして目を描き込む日本の習俗などを説明している。
 明治30年代から昭和40年代に作られた、張子だるま作りの要となる大中小の木型約500点を一挙初公開した。会場中央に展示し、来場者の目を引く。藤枝練人形の木型や製品なども出展したほか、だるまの制作が盛んだった静岡県内の8産地を紹介している。
 展覧会は、放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」で八雲と妻セツへの関心が高まっていることに合わせて企画された。
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