五輪で人気高まる「スケボー」 郊外に練習場、静岡県内自治体が相次ぎ整備 遊休地活用に一役

2026/02/26 09:41 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 近年、オリンピックや国際大会の増加で人気が高まるスケートボード。静岡県内の自治体が郊外に相次いで練習場を整備し、競技性や安全性を意識したことで若者ら利用者から評価を得ている。いずれも地元住民やスケート関係者らとの合意形成に努めたことが奏功したという。アクセス面に課題がある郊外遊休地の活用事例としても注目を集め始めている。
 2月初旬、JR浜松駅から10キロ以上離れた浜松市中央区の舞阪乙女園公園で数人が寒風に負けず、滑走を楽しんだ。昨年舗装を直した路面の滑り心地が良く、定期的に通う人もいる。同市浜名区の会社員大城宗次郎さん(26)は「中高生が自転車で滑りに来るのも見かける。きちんとした環境があれば、アクセスは関係ない」と話す。
 同市はスケボー人気の高まりを背景に郊外の公園でスケーターらの意見を聞きながら、路面の再整備などを進める。2月中に、天竜川右岸の緑地でも「8」の字型のコースと平面の施設を完成させる。市スケートボード協会の助言を仰ぎ、滑走の邪魔になる砂ぼこりなどがたまりにくいよう囲いを低くした。同協会代表の近藤哲也さんは「初心者でも気軽に楽しめるスポットを目指した」と話す。市公園課の担当者は「公共空間として整備する上で重要なニーズ把握ができた」と振り返る。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報