「浜名湖産アサリ」2025年は漁獲量ゼロ…原因は? 浜名漁協、歴史的不漁受け増殖場整備へ

2026/02/10 09:09 

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 2025年の漁獲量がゼロとなった浜名湖産アサリの歴史的不漁を受けた対策として、浜名漁協(浜松市中央区)は5日、静岡県などと連携し、湖内に砂などを投入してアサリが育ちやすくする「増殖場」を整備する方針を明らかにした。渥美敏組合長は同日の記者会見で「漁をしてもアサリがほぼいない状況。残った少ない親貝を保護し、5年くらい先に効果が出る対策を進める」と述べた。
 不漁の原因について、渥美組合長は「複合的な要因が重なっている」と指摘し、数年おきに発生する赤潮やクロダイによる食害、水質改善により窒素やリンが減る「貧栄養化」で有益なプランクトンが減少したことを挙げた。調査では、アサリの幼生は2008年時点の100分の1程度にまで減少したとし、「かつてのように自由に潮干狩りができる状況は戻らない」と悲観的な見方も示した。
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