伊東市が0〜2歳のおむつ代を独自助成へ 26年度から保育料完全無償化も 子育て世代の移住定…

2026/02/09 08:38 

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 伊東市は2026年度から市独自の子育て支援策として、3歳未満の子どものおむつなどの購入費を支援する育児用品購入助成事業を始める。2日までの関係者への取材で分かった。保育料の完全無償化も開始し、子育て費用の負担軽減により少子化に歯止めをかけ、子育て世代の移住定住を促す。市議会3月定例会に提出する新年度一般会計予算案に総事業費約4500万円を計上する見通し。
 関係者によると、育児用品購入助成支給事業はおむつ代などを賄うため、0歳に月額1万円(年間12万円)、1、2歳に月額5千円(年間6万円)を保護者に年数回に分けて支給し、伴走型支援につなげる。対象人数は600〜700人程度と試算。3年もの期間の育児用品代支給は全国的に珍しいという。
 保育料無償化は静岡県内では熱海市が既に導入済み。伊東市独自で0〜2歳児の利用料を無償化し、国制度と併せて5歳児までの完全無償化を実現する。これに伴い、市の負担額は約7千万円増加する。25年度に始めた小中学校の給食費無償化も継続する。
 同市の年間出生数は25年は158人。16年331人に比べ、この10年で半減するなど少子高齢化が深刻化している。市政混乱で新年度予算編成の遅れが懸念された中、子育て支援を最優先に掲げる杉本憲也市長の独自色を新年度予算案に反映させた。
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