知徳高生のアイデア実現!「未利用魚」で“アゲアゲ”なかまぼこ誕生 企業と連携 熱海で1月3…

2026/02/02 08:30 

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 熱海市の山田屋水産やアルミリサイクルを手がける山一金属(長泉町)、知徳高(同町)の生徒らが連携し、水揚げされても処分される「未利用魚」を活用した揚げかまぼこを開発した。31日から山田屋水産咲見町店で販売を始める。地域課題解決を目指す若い世代のアイデアを実現し、学びの機会創出や持続可能な資源活用を目指す。

 商品名は「だいだい大好き!アゲ揚げ」(500円)。熱海特産のダイダイや、未利用魚のエソをすり身にして活用。ダイダイをイメージしたかわいらしい見た目に仕上げた。
 山一金属によるプレゼンテーション大会で、最優秀賞を受賞した知徳高の生徒が提案した企画。未利用魚は骨が多いなど加工に手間がかかり、処分されやすい。昨夏から、山田屋水産や地元事業者と未利用魚利活用に向けた意見交換会を実施している静岡銀行熱海支店が3者をつなぎ、実現に至った。山田屋水産の福島瞳社長は「高校生がいろんなアイデアを持っていて、刺激になった。商品が未利用魚を知るきっかけになれば」と話した。
 1月中旬、市内で新商品を紹介する動画の撮影が行われた。同校の生徒4人に加えて、魚類学者でタレントの鈴木香里武さんも招き、山田屋水産の店舗や工場も見学。同校3年の秋山優菜さん(18)は「父が水産関係の仕事をしている関係で未利用魚のことを知り、捨てられてしまうのはもったいないと思った」と話し、「受け入れられやすい商品を意識した。未利用魚のおいしさを知ってもらえたら」と期待した。
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