「富士マリンプール」存続か廃止か 市民の意見は分かれる 25年度中に新市長が決断へ

2025/12/27 09:15 

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 富士市は22日の市議会総務市民委員会で、市砂山公園プール(富士マリンプール)に関する市民アンケートの結果を報告した。老朽化と来場者の減少を受けて存廃を検討する中、市民の意見は分かれた。市は2025年度中に今後の方針を決める計画で、1月に就任する金指祐樹市長が重要な決断を下すことになる。
 同プールは沼津市との境に近い海岸沿いにあり、老朽化と塩害で大規模改修が必要になっている。費用の見込みは約3億8300万円で、大規模改修しても耐用期間は10年程度が限度とみられている。
 存廃に関する回答は「大規模改修せず可能な期間運営した後に廃止」が33・6%で最も多く、「大規模改修して存続」は31・6%、「すぐに廃止」は14・1%だった。過去10年の利用状況は「利用したことがない」74・7%、「利用した」25・3%。小学生以下の子供を持つ人の利用率は60・3%と高く、対照的に子供がいない人は82・7%が利用していなかった。
 富士市は「子供の有無によって結果に大きな違いがあった」と分析。「新しい市長の判断を仰ぎながら、存廃の方針を慎重に決めたい」として、26年夏は営業する方向で準備を進める考えを明らかにした。
 アンケートは9〜10月に無作為抽出した2千人に郵送し、50・5%に当たる1010人から回答を得た。
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