富士市桑崎の富士山こどもの国で１１月中旬ごろまで、秋の風物詩「ススキの迷路」が開かれている。ススキに囲まれた道を登って下り、左右へ歩き回ってゴールを目指す。親子連れら来園者は一面を黄金色に染めたススキが秋風に揺れる富士山麓の風景とともに、小さな冒険を楽しんでいる。
　テニスコート１８面分に相当する広さ約４７００平方メートル、総延長は２５０メートルで、自然の地形を生かして巨大な迷路を整備した。５分ほどでゴールにたどり着く挑戦者もいれば、迷ってしまいなかなか抜け出せない参加者もいるという。ススキは空に向かってぐんぐん伸び、高さ２メートルほどに成長。大人も一緒に楽しめる。