沼津市は２４日、街中で行うスポーツが楽しめる施設「ストリートスポーツパーク」（同市杉崎町）を拡張し、小学生以下の子どもとその保護者が気軽に利用できる「キッズ・ファミリーエリア」をオープンした。初日から市内外の多くの家族連れが駆けつけ、バスケットボールのシュートや路面を蹴って進む自転車「ランバイク」などを体験した。
　新エリアは２０４５平方メートルある従来施設の西側に位置し、敷地全体の広さは約２倍となった。３人制バスケのコートをはじめ、ランバイクやスケートボードに乗れるスペース、日よけ付きベンチを完備した人工芝の広場などを整備。５台分の駐車場も用意した。
　家族５人で訪れた同市の安田未来さん（３２）は「いつも混雑していたので、遊べるところが増えて良かった。バスケットボールのゴールが少し低いので、年長の娘も遊べる」と話した。