ハナショウブ 鮮やかに参拝客もてなす 森町・小国神社

2025/06/10 08:39 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 森町一宮の小国神社境内にある「一宮花しょうぶ園」で、ハナショウブが開花のピークを迎えている。約2900平方メートルに江戸系と伊勢系、肥後系を中心に80種8万本が植栽されていて、色とりどりの花が参拝客をもてなしている。15日ごろまで楽しめそう。
 しょうぶ園は1960年、神域に点在していた野生のハナショウブを境内の一角に集めたのが始まり。以来、神職と奉仕員が世話を続けている。入園料は300円、小学生以下無料。
 小国神社は「癒やしの斎庭(ゆにわ=神々が鎮まる聖域)」とも表現される。境内では初夏を彩る青モミジも見頃を迎えた。神域を流れる宮川沿いで新緑が風に揺れ、清らかな空間を演出している。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報