沼津市の水族館「伊豆・三津シーパラダイス」で飼育されているカリフォルニアアシカのレイナ（雌、１歳）が７日、館内のショーにデビューする。人気イベントの”新しい顔”として期待がかかる。
　レイナは昨年６月、島根県立しまね海洋館アクアスから迎え入れられた。体重は約２８キロで、７０キロ程度とされる成獣と比べて体が小さく、子どもらしくかわいい動きを見せる。
　練習を重ね、リングキャッチや手を振るようなパフォーマンスを習得した。前日の練習ではトレーナーの指示に合わせて回転したり、逆立ちしたりするなど、運動能力の高さを感じさせた。トレーナーの山本真祐子さんは「完璧ではないが、子どもらしく一生懸命な様子を楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。