「エヴァ初号機」4月から浜松市役所に 高さ約6メートル 周遊事業もスタート

2025/03/25 07:56 

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 浜松市などは24日、同市ゆかりの人気アニメシリーズ「エヴァンゲリオン」を活用した周遊事業「シン・ハママツ計画」を4月20日から来年2月末まで行うと発表した。エヴァンゲリオン初号機の立像は高さ約6メートルで、計画初日から市役所ロビーに設置する。市内や周辺の観光名所などを巡るスタンプラリーも行う。市は立像の設置方針は示していたが、場所や大きさが明らかになるのは初めて。
 立像は年末年始を除いて来年1月25日まで置く。土日祝日も午前10時から午後4時までロビーを開放して見物できるようにする。来訪者には数量限定のステッカーがもらえるアンケートも用意する。初号機の立像の隣には、エヴァ作品で描かれた「第3村」のモデルの一つである天竜区にちなみ、同区の森林から採取された天竜材を使用したエンブレムも設置する。
 スタンプラリーは市内と天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道の沿線の計21カ所を巡る。市観光インフォメーションセンター(中央区)、竜ケ岩洞(浜名区)、遠鉄の新浜松駅(中央区)や天浜線の天竜二俣駅(天竜区)など指定の駅でスタンプ10種類を集めると限定ステッカーがもらえる。
 登場人物の「碇シンジ」や「渚カヲル」がデザインされた遠鉄と天浜線の共通1日フリー切符の新バージョンも発行。計画期間の後半には飲食店や物販店と連携したコラボメニューなどを予定する。中野祐介市長は「国内外のファンに特別な思い出作りをしていただき、物価高騰の影響を受ける地域観光業の活性化も目指す」と話した。
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