福岡県議会「ドン」への辞職勧告決議案を提出へ 金銭授受疑惑

2026/08/14 13:39 

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 福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、議長就任前に当時所属していた自民党県議団の幹部に計約2000万円を渡したと証言した吉松源昭(もとあき)県議が14日、現金提供先の一人とする蔵内勇夫議長に対する議長職の辞職勧告決議案を17日の臨時議会に提出すると明らかにした。

 吉松氏は「問題が相次いで明らかになり、議会に対する信頼が揺らいでいるが、蔵内議長に対する追及はほとんど行われていない。信任するか否か、県議一人一人が態度を明確にすべきだ」と述べた。

 県議会事務局によると、辞職勧告決議案は出席議員の過半数の賛成があれば可決される。法的拘束力はないが、議会の意思が示されるため、最大会派の自民党県議団(40人)をはじめ各会派の対応が注目される。

 疑惑を巡っては、吉松氏や、現在も自民党県議団所属の江藤秀之県議、匿名で取材に応じた元県議ら計5人が証言。現金提供先として名指しされた蔵内氏ら5人はいずれも「事実無根」などと否定している。

 県議会の重鎮で「ドン」と称される蔵内氏は10日の記者団の取材に議員辞職について「なんでしなければいけないんだろうか」と述べて否定。議長職の辞職も否定し、任期を全うする意向を示している。【宗岡敬介、池田直】

毎日新聞

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